書皮#05 文鳥堂書店
あけましておめでとうございます。
新年一発目なのでお気に入りの書皮を。
神楽坂にある文鳥堂書店さん。
「よく味はふ者の血とならん」という武者小路実篤の言葉に野菜のイラスト、いかにも「本屋さんらしい」素敵なチョイス。
レジでこのカバーをつけてくれる時、紙の一部分に手で切り込みを入れて、ものすごくフィット感のある装着をしてくれたのを印象深く覚えています。これがどういう技なのか、自宅で折り目を見ても再現できないのがとても残念。今度また訪問して技を盗まねば。
ちなみにこの書店、神楽坂は新潮社本館のお隣にあります。
そのお陰かどうかはわかりませんが、お店の看板•広告類は見事に新潮社一色。外から見るとまるで「新潮社の売店?」状態。
もちろんお店の中はそんな事は無く、いわゆる「街の本屋さん」なのですが。ただやはり神楽坂に店を構えるだけあって、文庫本等の品揃えはかなり充実している印象です。コンパクトにキリッと纏まった売り場、意識高い感あります。
個人で切り盛りできてる感じのあるコンパクトかつ充実した本屋にハイセンスな書皮、憧れちゃいますね。